ザ・プラント アンバサダー・佳奈とビアンカの Welcome to The Plant Vol.1

ザ・プラントは、日本を中心に、オーストラリア・中国の3カ所を拠点として、現在約65名のグローバルメンバーが活躍しているシステム開発会社です。私たちが提供しているオープンソースのSDK「QOR(コア)」を使って、グローバルブランドのECサイト、カスタムCMS、モバイルアプリシステム基盤などを開発しています。

The Plant Ambassadors - Kana (left) and Bianca (right)

ザ・プラントのアンバサダーとして活躍している佳奈さん(左)とビアンカさん(右)

こちらのコラムでは、IT業界で働く女性のキャリア、時間の管理術から、グローバル化が進むEC業界のトレンドなど、ECやITをキーワードにした様々なお話を、ライターのGoroが、ザ・プラントのアンバサダーに就任された佳奈さんとビアンカさんに伺ってまいります。

今回は第一回目ということで、まずはお二人の自己紹介とともに、どんな企業文化なのかについてお話しを伺ってきました!


Goro:

この度はアンバサダーへのご就任、おめでとうございます!ザ・プラントの顔として、これから様々な形で広報活動をされていくのですね。

Kana:

はい。ザ・プラントのプロジェクトマネージャーを担当している日原佳奈と申します。某外資系グローバル企業のECサイト構築案件に従事しています。よろしくお願いします。

Bianca:

私はアカウントマネージャーを担当している、コドニェ・ビアンカです。仕事での専門分野はデジタルマーケティングとEコマースです。

Goro:

お二人とも頼もしいですね!学生時代から「将来はIT業界に行くぞ!」って考えていたのですか? ザ・プラントでキャリアを磨くまでの経緯について、少し教えてもらえますか?

Kana:

私は日本生まれ東京で育ちましたが、日本と台湾にルーツがあって、ずっとインターナショナルスクールに通っていました。なので日本語、英語、中国語の文化圏がミックスされた環境で育ちました。大学はアメリカだったのですが、大学4年生の時に日本に帰国するか、アメリカにいるかで悩んでいたんです。でもやはり自分の文化であるアジア圏に身を置きたいと思って。それで東京にある日本最大のECポータルで有名な企業に新卒で入社しました。

当時はそのECポータルのプロモーションやポイントキャンペーンの管理などを手がけていました。職場は学校のような環境で、研修が充実していたため友人も沢山できて、色々な勉強をすることができました。

その後、海外の放浪旅を経てザ・プラントに転職しました。面接の時に会社の雰囲気とそこで働いている人たちに一目惚れして、面談が始まった最初の数分で、既に不思議な居心地のよさを感じたんです。面接が終わった後、リクルーターの方にすぐ電話をして、ぜひこの会社に入りたいですって話をしました。そして今、私がここにいる訳なのですが、実際の仕事は日々色々なことを発見することができて、とても楽しいですよ。

Bianca:

私は高校生の頃、親の仕事のために日本へ来日して、東京にあるフランス人学校に通いました。その後パリの大学に進学し、「1920年代〜1930年代における日本のサイレント映画から音声映画への移行」について学んでいました。卒業後は日本に戻り、東京の大学に通った後、テレビの制作会社に就職しました。

ですので、ITについては全く考えたこともなかったですね(笑)。その後日本の会社や外資系企業に転職をし、そこで偶然EC業務を担当しました。映像の仕事からデジタルの仕事へシフトしてきた訳ですが、コンテンツを作るだけでなく、オーディエンス(カスタマー)が必要という点では、映像の仕事もデジタルの仕事も似ているんです。なので、学生時代にはITで働くことなど想像すらしていなかった私が、ITの仕事を今しているというのは、とても自然な流れだったのかなと思っています。

実はその頃からザ・プラントとは一緒に仕事をしていたので、クライアント側からエージェンシー側に移ってきたという形ですね。個性あふれる色々なクライアントを垣間見ることができるのは楽しいですね!素晴らしい人たちに囲まれて仕事ができているのが、何よりの幸せです。


Goro:

ザ・プラントで働く面白さや会社の特徴について、もう少しお聞きしてみたいです!

Kana:

環境と人に恵まれているところですね。仕事ではプロジェクトを進めたり、対応をするのが迅速というところでしょうか。英語だと「efficient」(効率的)という言葉が適しているかなと思います。「いいな」と思ったことに関しては特に対応が速いです(笑)。上司やチームともフラットな関係で意見交換ができたりなど、とにかくカルチャーがソフトで、柔軟性を持っています。人も自由闊達で、新しい考え方を取り入れるのが上手ですね。

ザ・プラントでは、日本の会社でありながら、日本、韓国、中国、オーストラリア、米国、タイ、カナダなどからやってきた様々な人たちが働いています。カルチャーとしてはシリコンバレーのスタートアップに似ています。会社の文化に私たちが合わせていくというより、私たちの様ざまな経験が会社の文化を創っていくような雰囲気です。

仕事環境がとてもグローバルなので、まだ主観的ですが、将来は世界のために何かをしたいなという気持ちも芽生えています。

あと、ザ・プラントではリモートワークの制度を導入しています。私が会社に通勤するのは月に一回なんですよ。ワークライフバランスを取ることができるので、ランチ時間にジムに行って汗を流してくることもあります。これも「efficient」ですね。

Bianca:

自分で何でもできるという「自由」を享受できる代わりに、その分「責任」も持ち合わせています。なので、自らの自由と責任で、自分で発想し、自己実現ができるという点がザ・プラントの面白さなのではないかなと思います。これって仕事においてもすごく大切なことですよね。

その責任の部分にも繋がっていくのですが、日々の仕事では、適応力、創造力、そして傾聴力と分析力が必要です。でも常に新しい知識を吸収することを求められるこの環境は、物事を常に前向きにとらえ、既成概念にとらわれない思考をするのにも役立っています。

あとリモートワークに関しては、実は私、沖縄の宮古島にコンテナハウスを建てて暮らしているんです。いわゆる東京との2拠点生活です。海と珊瑚礁が大好きなので。あと沖縄には花粉症がないのもよい点です(笑)。このようなワークライフバランスが取れることも、ザ・プラントならではの特徴だと思います。

Goro:

さて佳奈さんもビアンカさんも、クリエイティブな視点を大切にしながらも、効率的に仕事を進めている印象があります。そんなお二人から、日本社会について日々感じていること、そしてお二人が求める人材について教えてもらえませんか?

Kana:

昔のビジネス慣習が残っている場面もまだまだ多いと感じています。堅い文化を少しだけでも柔らかくしていくだけで、社会の自由度は増し、もっと活性化してよくなっていくと思いますね。人材に関しては、オープンマインドで、自分の想いや考えを、恥ずかしがらずに伝えることができる人ですね。

Bianca:

例えばキャッシュレスでの支払いや何かの手続きなど、日本でもデジタル化の波が進んできていますが、まだ十分に行き渡っていない場面もありますね。でもそれはよいことかもしれません。というのは、IT化が進んでいる他国の状況を知ることで、何がよいのか悪いのかが分かってくるので、そのよいところだけをデジタル化していくのが効率的だと感じます。

人材に関しては信頼が持てて、ストレートに意見交換ができる人ですね。仕事を創造していくためにも、意見交換をしていくことはとても大切なことなんです。

Goro:

今日は佳奈さんとビアンカさんのこと、そしてザ・プラントの文化を色々と知ることができました。最後の質問です。お二人が好きな食べ物を教えていただけませんか?好きな食べ物もグローバルなのかなと(笑)。

Kana:

私はご飯と納豆が大好きです。そこに生卵、しらす、七味唐辛子をかけるのが一番好きな食べ方なんです。

Bianca:

沖縄の珍味「豆腐よう」です。豆腐ようは、沖縄の島豆腐を泡盛や麹、紅麹などに6カ月ほど漬け込んだ発酵食品なんです。あとはフルーツです。桃やさくらんぼ。日本のくだものはとてもおいしいですね。東京だと物価が高いのが難点ですが。あと、宮古島の自宅の庭には大好きないちじくを植えて育てているんですよ。

Goro:

あれ、何だか皆さん食べ物に関してはすごく日本的なのですね(笑)。お二人とも、今日は楽しい話をありがとうございました!次回の取材もよろしくお願いします!

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